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2022年 7月 8日 学部学科紹介・教養学部
こんにちは!担任助手の井関です!
今日は学部・学科紹介11回目ということで、私の通う
東京大学 教養学部 文科三類
という学部・学科についてご紹介したいと思います!
まず、「教養学部」という聞きなれない学部、東大が特別に用意している学部
といっても差し支えないと思います。
まず、他大学の学生が専門分野(法学・数学・教育学など・・・)を一年目から勉強
するのに対し、東大ではどの分野を志す人も一律で教養学部に進学します。
ここで、他の大学では「教養科目」と呼ばれるような講義を二年間受講した後、
好みの学部に進学するというスタイルです。
ここで自分の行きたい学部(僕なら教育学部)に進学するためには、
教養学部の二年間の講義でどれだけの点数を取っているかが重要になります。
(いわゆる進学振り分けとよばれるものです)
教養学部の面白いところは、
分野にとらわれないで様々な勉強をすることができる
所にあると僕は思っています。
例えば、教育学部に進もうとしている僕ですが、
「教育臨床心理学」という教育学の授業はもちろん
「法と社会」という法学の講義や、
「認知脳科学」とよばれる理系の生物学の授業も取っています。
文理すらも問わないたくさんの講義の中からまさに「興味のある分野」を勉強できる所がこの教養学部の魅力です!
もう少し詳しく言うと、最初の二年間を修了して三年目に上がるのに必要な
単位数が科類で決まっていて、
文科一類は法学
文科二類は経済
文科三類は人文科学系
の授業が必須単位になっています。少しの専門性はあれど、基本は広範な分野の講義を受けるのが特徴です!
進路をまだ確定できていない人や、学びを深めたい人が良く志望する学部でもあるので、
是非検討の中に入れてみてはいかがでしょうか?
明日は田口担任助手が模試について書いてくれます!お楽しみに!